高齢化率　[2020年国勢調査（総務省統計局）]

鹿児島県

31.8％

肝属郡南大隅町

49.3％（県1位）

肝属郡錦江町

46.5％（県2位）

• 鹿児島県内で最も高齢化率が高く、人口減少及び過疎化が進んでいる。
• 地理的、経済的に恵まれない高齢過疎の進行する地域であり、医療資源の絶対的不足等により地域医療の崩壊が危惧される。
• 人口は、両町で約1.3万人だが、医療及び介護を必要とする割合は高い。

面積

• 対象地域の面積も広い。管内での救急要請から当院への搬送時間は平均34分、南大隅町佐多分署管内からは約60分要する。

在宅医療従事者の人材不足

• 在宅医：南大隅町佐多地区には1名の常勤医師しかいない。
• 勤務医：地域内には救急告示病院（二次救急）は一箇所のみであり、勤務医の負担が大きい。
• 在宅療養支援診療所：南大隅町佐多地区においては1名しかおらず、負担が大きい。
• 訪問看護ステーション：地域内には24時間体制の事業所が2箇所と各町に1箇所しかない。