新年のご挨拶
2015.01.17
明けましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、新年を迎えられたことを心よりお慶び申し上げます。
昨年は消費税の値上げに始まり、自然災害(豪雨、大雪、噴火)も加わって、自然の力の底深いことを痛感するとともに、アベノミクスに伴った円安基調となり、輸入に依存している日本は今後、更なる物価の上昇が危惧されます。地方創生(再生)の名目の基に地方でのアベノミクスの恩恵が期待されるところです。
昨年の診療報酬改定で医療機能の更なる分化(在宅医療へのシフト)が決められ病棟再編を余儀なくされました。
その一部として地方包括病棟(床)への転換があります。当院もこの病床をうまく利用し、またマンパワーが許せば在宅医療支援病院の指定も目指したいと思います。
当院の置かれた環境は国の医療方針の一環である在宅への取り組みです。幸いにも3年前に在宅医療拠点事業の指定を受け、行政とともに多職種連携にて協議会を継続しています。これらの延長として認知症初期集中支援事業も加わり、今後は行政を中心に更なる充実を目指したいと思います。
今年度も現病棟の運営の充実を計り、患者様への丁寧な診療を行うため医師会会員の先生方のご協力を得て頑張って参りたいと思います。
今年もよろしくお願い致します。
肝属郡医師会立病院 院長 落司孝一