令和5年新年の御挨拶
2023.02.26
遅れ馳せながら、皆様あけましておめでとうございます。昨年は、新型コロナウイルス感染症がいまだ収束の目途がつかない状態に加え、2月のロシアによるウクライナ侵攻、安倍前首相の暗殺事件など暗い話題が多かった一方、2022北京冬季五輪での日本人選手の活躍、MLBでの大谷選手の活躍、サッカーワールドカップでの日本人チームのブラボーな活躍(ドイツ、スペインを撃破し16強入り)など明るい話題もありました。
新型コロナウイルス感染症対策においては、当院でも翻弄されました。新型コロナウイルス感染症対策の強化のため、昨年4月より新型コロナウイルス感染症の協力機関から重点医療機関への変更を行いました。それに伴い、通常の医療業務に加え、新型コロナウイルス感染症対策の業務も加わり、職員総力をあげて取り組んでまいりました。職員の感染や濃厚接触での業務制限など苦しい状況にもなりましたが、少しでも大隅半島の新型コロナウイルス感染症対策のためにと奮闘してまいりました。これからも引き続き診療にあたりたいと思います。
新病院建設に関しては、いよいよ設計の段階に入っております。これについても職員一人一人が真剣に計画に携わっています。
今年も職員とともに地域医療のために、なお一層の努力を重ねていきたいと思います。皆様の力添えもお願い申し上げます。皆様にとっても幸多い一年でありますよう心からお祈り申し上げます。
肝属郡医師会立病院 院長 西田 卓爾