病院機能評価審査
2016.11.29
11月17日(木)・18日(金)の2日間で病院機能評価審査を受けました。
病院機能評価とは、病院が組織的に医療を提供できる機能を有しているのかを第三者の目で評価することが「病院機能評価」であり、公益社団法人「日本医療機能評価機構」が行う事業の一つです。日本医療機能評価機構に所属する評価調査者(サーベイヤー)が、中立で公正な立場のもと、当該病院が所定項目を満たしているかを判断します。その上で病院内の課題を明らかにし、改善に向けて行動するように病院に指導します。
このような審査を経て評価調査者が一定の水準を満たしていると判定した病院は、「認定病院」と認められます。2015年の時点で約28%の病院が「認定病院」となっています。
当院では診療・看護・事務領域の3名のサーベイヤーの方が以下の日程で審査をされました。
(審査1日目)
病院概要説明~1、4領域面接調査~ケアプロセス調査~事務領域面接調査
(審査2日目)
チーム別部署訪問~講評および意見交換
今回の審査ではケアプロセス(外来から入院~退院まで)重視の審査となり、当院でも2年前から準備をすすめてきました。初日は緊張感のある中進行していき、サーベイヤーからの指摘にうまく対応できなかった時もあったようですが、準備してきたことを精一杯アピールしました。
講評時には領域ごとにおおむね良い評価を頂くところもあり、最後にサーベイヤーの方から「温泉も良く、景色もきれい、開聞岳も見たいので(当日曇りで見れなかった)また5年後更新される時はぜひ私たちを指名してください(笑)」と言っていただき、和やかな雰囲気で無事終了することができました。
後日項目ごとの評価がS(秀でている)A(適切に行われている)B(一定の水準に達している)C(一定の水準に達しているとはいえない)という形で通知されます。今後も改善を継続していき、地域住民の方へより良い医療サービスができるよう努力していきたいと思います。