倫理医療講演会「多職種で支える看取りについて」
2016.10.29
平成28年9月29日(木)18時より、錦江町文化センターで倫理医療講演会が開催されました。当院の倫理委員会が主催し、北海道医療大学名誉教授の石垣靖子先生をお招きし『最期まで「その人らしく」を支える』というテーマで、患者さんを支えご家族に寄り添う医療・看護・介護とは何かということについてご講演いただきました。約200名の参加があり、そのうち病院外から約50名が参加されました。
医療・看護・介護従事者を対象として講演していただき、日頃の忙しい業務に追われて、見失いがちな倫理について気づかされた方も多かったようです。聴講後のアンケートの中には、患者さんを一人の人間として尊重すること、患者さんの人生はその人しか生きられないことに気づいた、タッチング(触れること)の大切さ、患者さんに寄り添う姿勢、患者さんの病気だけでなくその人の人生に接する生活歴を考えることなど多くのご意見や感想があったようです。講演に参加した方々はたいへん満足していただけたようで、今後の仕事に役立ててもらえれば幸いです。
石垣先生をはじめ関係者の方々、お忙しい中貴重なご講演をいただき、ありがとうございました。